ウィーン楽友協会

DSC00346 DSC00359 DSC00366 DSC00367 DSC00369 DSC00379 DSC00393 DSC00395 DSC00406 DSC00418

オーストリア・スイス視察から無事帰ってきました。
視察6日目の報告が遅くなりましたが以下記載します。
スイスからウィーンに戻り、最初にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団グロースバウアー団長と懇談。長野県民文化会館(ホクト文化ホール)開館35周年を2018年に迎えるに当たり、記念演奏会を依頼。毎年、サントリーホールでの演奏会を行っていることから、サントリーとの交渉が重要視されるようであります。実現に向けて一致団結して取り組んでいくことを約束。次に、ウィーン楽友協会アンギャン芸術総監督と、知事と県民文化会館館長とで「日本国長野県とオーストリア国ウィーン楽友協会との友好交流を一層促進させる覚書」を締結しました。内容は、『長野県とウィーン楽友協会は、姉妹提携に基づく事業として、ウィーン楽友協会の推薦する音楽家を長野県に招聘し実施している「音楽セミナー」「演奏会」等を、今後も相互の連携のもと継続、発展させていく』、『ウィーン楽友協会は、長野県が行う文化芸術による青少年の派遣・交流、音楽愛好団体も活性化などの取組に対して、姉妹提携に基づき可能な範囲で協力をする』であります。特に、青少年の派遣では、小諸高校声楽科の生徒等を派遣することを目的としています。今年を長野県は「文化振興元年」と位置付けています。この年に、ウィーン楽友協会との覚書締結は意義深いものになったことと思います。
今回、林業・観光・文化分野について視察させていただきましたが、長野県で活かせることが多々ありました。今後はこの視察の経験を活かして、県へ提言・提案をしてまいります。
このような機会をいただいたことに感謝を申し上げます。